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2021年07月20日

帰ってきたocy賞/第14回 ocy賞2021

 第14回 ocy賞 2021
【ゲスト特別審査員は、ナガオカケンメイ氏 / D&DEPARTMENT】 


 今年のocy賞は、ニューノーマルな開催方法を鑑み
 リアル(オフライン)開催と、オンライン開催。
 コロナ感染状況に合わせて、ダブルスタンバイで開催の準備を進めております^ ^

 あわせて、ocyとアワード運営を年会費制ではなく
 ・ocy賞の出品料(1,000〜5,000円)
 ・ocy賞 参加料(3,000円)で行います。

 さらに、応募部門・審査方法・賞のあり方を鑑み
 また、応募のしやすさ(カテゴリの増設)、審査(オフライン・オンライン)のしやすさも考慮し
 前回に引き続き、各部門を細分化した形でアワードを実施し致します。

 本年の開催も出来る限り素晴らしい機会にしたいと考えておりますので
 皆様のご参加をお待ちしております。

 ocy会長 久田友太
 
帰ってきたocy賞
  


Posted by ocy(ブログ担当) at 14:00Comments(0) ocy賞

2019年11月26日

「クダフェッショナル 」〜全国と沖縄の結(ゆい)になる〜Vo4(最終回)

はいさい!2019年はCMの仕事より、
息子の小学校のPTA広報部が忙しかった、
PTA副会長兼、CMディレクターの福永です。
今年は学校が創立20周年ということもあり、
先生たちを一人一人撮影して
アニバーサリーカレンダーを
作っちゃいました。↓






2018 TCC授賞式レポートのブログの連載を始めて、
なんと!1年が経過してしまいました。

2019年のTCCの開催もつい先月に終わったにもかかわらず、
なぜいまだ2018年のレポートなのか?
その答えはPTAの仕事が忙しかったから!




ということで、今回がついにシリーズ終結!
いよいよクダ会長の真骨頂!
コミュニケーション術の集大成!豪華ゲストの数々!!
クダフェッショナルVo4最終回です!


2018年10月26日19時半。
場所はホテルニューオータニ、
TCC授賞式を終えた会場では受賞者による
集合の記念撮影がはじまっていた。



受賞で盛り上がる大物クリエイターの集合を横に、
クダの目はある人物を捉えていた。

佐野研二郎 MR_DESIGN

以前ocy賞にゲスト審査員を勤めた超凄腕デザイナー。
クダは、すかさず佐野に近寄り強い握手をかわす。
例の騒動は当時佐野がocy賞のゲストに来て
数日後の出来事だった。
二人はあれ以来の再会。
我々スタッフは佐野にカメラを向けた
すると開口一番、
佐野「どうも噂の佐野です!
あの〜・・・一応生きてます!(笑)


まさかの自虐。

クダ「あの時にocyのメンバーで激励の言葉を寄せ書きした大きな旗を
   勝手に送りつけましたが大丈夫でしたか?
佐野「あれは本当に嬉しいです!ありがとうございました!」

SE:ポーン

S:メイド イン オキナワ

審査員で沖縄に来た時に、クダの紹介で
行ったお店の器を、今も大事に使っていると佐野は話した。
佐野の心の支えに沖縄も微力ながら貢献したかもしれない。

また沖縄に来てください!沖縄はいつでも佐野さんを
待っています。と、クダは佐野に笑顔で伝えた。




しばらくすると、受賞者の記念撮影を撮り終えたばかりの、
茶髪でノーネクタイ、ラフなジャケット姿のあの大物に
クダは、すかさず声をかけた。


多田 琢 TUGBOAT

クダ「多田さん!この前コーヒーを持って言ったんですけど・・・」

SE:ポーン

S:沖縄の香りを届ける

多田「あっ!!ありがとうございます!
頂いたのにまだ何もお礼言ってなくてすみませ〜ん!」


短いやり取りだったが多田はクダの事を覚えていた。
後の取材で分かったのだが、クダは以前東京に来た際に、
タグボートの多田へ沖縄のコーヒーを届けに行っていた。
だが、その日多田はあいにく休みで、事務所にコーヒーを
預けたというのだ。
そういう小さな積み重ねの思いが
「沖縄に行きたい」「クダに会いたい」と思わせる
きっかけになっているに違いない。




次にクダは「新しい地図」「ラインモバイル」で受賞した
山崎隆明に遭遇した。


山崎隆明 ワトソン・クリック

山崎もまた以前ocy賞にゲスト審査員で来ている。
すると今度は山崎本人からクダに話しかけに来た。
山崎「あの時もらったビーサンまだ
使わさせていただいてます!
ものすごく大事に履いてるからまだキレイ!」

SE:ポーン

S:沖縄の心地よさを届ける

前回沖縄に来た際にもらった、ワトソン・クリックの
社名入りの「島ぞうり」を今も大事に履いているという山崎。
我々は山崎にもカメラを向けた。



山崎「え〜なんでしょうね。東京の広告がちょっと
元気がないんで沖縄の皆さんにガンガン元気のある広告を
だして来てもらえればと思います・・・
なんでしょうね・・・ごめんなさい!
最近、歳(とし)いってね
ぱっと言葉がでてこないの、ひとまず、
ひとまずがんばってください!」



その口調はアフレコCMでムーブメントを巻き起こした
あのホットペッパーのCMのアフレコの声そのものだった。
最近12年ぶりに復活したホットペッパーのCMがこちら!
https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=wpRyVdcTzB0&feature=emb_logo





そんな山崎と軽く挨拶を交わした後、
クダの目に何かが映った。
記念撮影をしようとしているグループだ。
そこへ、すかさず自ら走り込みグループの
カメラ役を買って出るクダ。



SE:ポーン

S:沖縄ホスピタリティー

何気ない行動だがカメラを受取り、
撮影するまでのスピードとタイミングが絶妙だった。
沖縄ではよくある、観光客とのやりとりの経験が
ここで生かされている。
相手に気を使わせずにさらっと懐に飛び込む。
これぞクダフェッショナル

その記念撮影のグループの中には、何とあの、
シンガタの佐々木宏の姿があった。


佐々木宏 シンガタ

佐々木は、カメラマンを買って出た
見覚えあるクダの顔を見てニヤリ。
記念撮影を後にすかさず名刺を出すクダ。
佐々木「前も名刺もらったよ〜!」
クダ「一応改めて!(笑)」

SE:ポーン




S:名刺カメーカメー攻撃。

佐々木「そういえば最近沖縄行ったよ!」
クダ「え!連絡してくれたらすぐ行きますんで!」
間髪入れずにいつでもウェルカムんちゅをアピールするクダ。
佐々木にもスタッフはカメラを向けた。



佐々木「え〜・・・その節は大変お世話になりました。
怖い洞窟でしゃべったり、巨大なヘビを強制的に
首に巻かれたり・・・二度と沖縄に行くまいと
思いましたが・・・つい先日たまたま安室奈美恵の
最後のコンサートの日に瀬長島に行きました。
また沖縄いきまーす!」

SE:ポーン


S:オキナワインパクト

以前沖縄で開催した全国TCCの沖縄大会に
佐々木をゲストとして招待。会場が洞窟という独特な場所に加え、
大の苦手な大蛇を首に巻かれたことなど佐々木らしい
ジョークを交えて沖縄の思い出を語ってくれた。
インパクトのある沖縄を植え付け、その記憶を色濃く残すという
クダのテクニックに、佐々木は見事にはまっていた。






場所は受賞会場からコピー年鑑発行記念パーティー会場へ移動。
クダと大御所とのご対面が続く中、
いよいよあのocyにゆかりのある
大御所クリエイターが登場する!



2018年10月26日20時〜
いよいよコピー年鑑発行記念パーティー会場へ。
会場は東京の様々な美味しい匂いが漂う。
名刺交換をすべきか東京飯を食うべきか、クダは迷っていた。

すると会場の奥では一本の行列。
高級ローストビーフ銀座久兵衛の寿司を前に
大人たちが長蛇の列をなしていた。





我々スタッフも東京の思い出にと銀座久兵衛の誘惑に
導かれようとしたその時、
振り返るとクダはあの人物と親しげに話していた。


※中島さんの秘儀「地鶏に見えへん」(本人の自撮り撮影による手法)
中島信也 東北新社

中島はocyとの親交は長い。




中島「オッキー!のみなさん、行ってないんで、さびしいです!
やっぱりオッキーは、ええね!なんか行事作って呼んでね!
僕も相変わらずハゲてますんで・・・また会いましょう!」
何度も沖縄で親交を深めているベテランの中島でさえ、
沖縄の空気を欲していた。
クダは、そんな“おもろい”おじさんにぴったりなお菓子を手渡した。




SE:ポーン

S:おもろ

その後も、麻生哲郎(TUGBOAT)、
福里真一(ワンスカイ)、三井明子など
そうそうたるメンバーに積極的に沖縄をアピールするクダ。
ワンスカイの福里に至っては、実はルーツが宮古島だと判明。
さらに親近感が湧いた。



盛大に盛り上がった記念パーティーも閉会の時間
しかし、パーティーが閉会しても最後の最後まで
クダが足を止めることはなかった。



閉会した会場からぞろぞろ帰る人だかりの中に
再びクダは箭内の姿を見つけた。
タクシー乗り場に一人で向かう箭内の元へ、
最後の力を振り絞り、クダは走ってこう叫んだ。




クダ「箭内さん!よかったらこれから飲みに行きましょう!」

SE:ポーン

S:いちゃりばちょーでー


しかし、さすがの箭内も申し訳なさそうに、
クダの誘いを丁重に断った。
クダはタクシーが見えなくなるまで箭内に
大きく手を降った。
島から都会へフェリーが出て行くのを
見送る家族の様に・・・。
これも何かのご縁。
クダの「いちゃりばちょーでー」精神に
いつか箭内も答えてくれるだろう。

会場のニューオータニを後に
クダは今日1日の行動を振り返り自問自答をした。


クダは行動を起こす時に
常に考えることがある。


SE:ポーン


S:沖縄のためになっているか?

クダ「会って話すのは短い時間ですが、その時に
  一瞬でも沖縄を好きになってもらえたか?
  あっ沖縄に行きたいなあと思ってもらえたか?
  少しでもそう感じてもらえたらいいなあって・・・」



我々はクダを一軒の居酒屋に呼び出し話を聞いた。

スタッフ「お疲れ様でした。今回のTCCいかがでしたか?」

クダ「そうですね・・・もちろん沖縄から
このTCCで新人賞をだして、受賞者として参加するのが
まずは第一目標。でも、こうやってたくさんの素晴らしい
トップクラスのクリエイターのみなさんと出会って、
いつでも沖縄と全国のクリエイターの架け橋になれるように
沖縄のために積極的にみなさんと交流して行きたい。


BGMスタート ♪kokua「Progress」

クダは少しホッとしていた。
その顔はどこか満足げだった。
東京という未開の地でこれだけの広告界の大物スター達に
出会い、印象に残し、沖縄の良さを少しでも感じてもらい、
沖縄に行きたいと思わせる。
そこにはクダのただならぬ努力と強い想いがあった。
今回の旅は、それを再確認できる旅となった。


沖縄に帰って来て、あらためて我々は
あの言葉を聞いてみた。

クダ会長にとって、
「クダフェッショナルとは?」

クダ「沖縄でクリエイティブに関わる人たちには
東京や全国とつながるパイプがなかなか無い。
そこで僕が横や縦の串になって人と人を繋げたい。

クダフェッショナルとは、
沖縄の串になる。ですかね?ハハハハ!(笑)






♪あと一歩だけまえに〜すすもう〜♪

クダフェッショナル 終  


Posted by ocy(ブログ担当) at 12:37Comments(0)

2019年11月22日

第13回 ocy賞 - vol.2- ★ 審査風景&座談会の様子

はいたい🤗
さて、vol.1に続き今回はしくなったocy賞審査風景と座談会の様子をアップしていきます!

今年から新たな会場となったocyクダ会長の新オフィスGYOKUでの審査風景!
★GYOKUが気になる方!HPはコチラから! 

まずはTVCMの審査から!
今回からCM部門は事前審査も行なっているので、すでに投票した人はデザイン部門を見はじめています。
1

ここのテーブルはデザイン/ブランディング部門キラキラ 
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こちらの部屋はデザイン/スモールグラフィック部門キラキラ 
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お隣の部屋はデザイン/パッケージ部門キラキラ 
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向かいのスペースはデザイン/プロモーション部門ピカピカ
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そして廊下にデザイン/ポスター部門ピカピカ
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はい!ご覧の通り、GYOKUめちゃくちゃ広いです!
作品も部門ごとに分けて広々と並べられて、とても審査がしやすくてGOODでした〜!!!🙌


審査の後は恒例のぜんざい&三線生演奏でブレイクタイム♪
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その間に運営委員でせっせと投票の集計と賞状制作!!!
おしゃれな手書きカリグラフィで名入れ頑張っております。
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そしてお待ちかね、ゲストのイム ジョンホさんによる座談会スタート👏
イムさんが代表を務めるmount incは、森ビルの『Shanghai World Financial Center』のWebサイトからはじまり、
星野リゾートの旗艦ブランド『星のや』のブランドサイト、サントリー山崎蒸溜所『YAMAZAKI MOMENTS』、Toyota.jpなど、
純度の高いユーザー体験のある、数多くのキャンペーンサイトやプロモーションサイト、企業の情報サイト、オンラインショップを世に送り出してきました!
★イムさんの会社mount incのHPはコチラから!

imu

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とても興味深い、大変勉強になるお話を聞かせていただきました!!!本当に感謝ですピカピカピカピカピカピカ


座談会の後は、いよいよ表彰式ですピカピカ
表彰

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今年のocy賞グランプリは、崎原光明さんのORIGAMI SAMURAI BW-5でしたピカピカ
h2

今年の受賞作品一覧は、ブログvol.1で紹介しています!
受賞されたみなさん、おめでとうございますピカピカピカピカピカピカ

最後は恒例みんなでカチャーシー♪
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ことあとはもちろん二次会・懇親会へ〜🍻

ということで、新しくなった第13回ocy賞、みなさんのご協力のおかげで、無事に終えることができました〜。
ご参加・出品いただいたみなさま、どうもありがとうございました🤗
  


Posted by ocy(ブログ担当) at 15:30Comments(0) ocy賞

2019年11月21日

第13回 ocy賞 - vol.1- ★ 受賞作品紹介

はいたい🤗
副会長のミヤラです。

さぁ、先月10月26日に行われた第13回 ocy賞ピカピカ

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今年のocy賞はいくつか新しい試みをしました!
👉開催日程→毎年6月開催なのを9月にやってみよう!となったのですが、まさかの台風で10月に延期…w
👉開催場所→毎年恒例しむじょう(古民家の沖縄そば屋)から、ocyクダ会長の新オフィスGYOKUにて開催!
👉受賞部門→たくさんの人に受賞してほしい!とのことで下記新しい部門を増やしました!
【デザイン5部門】ポスター賞、ブランディング賞、プロモーション賞、スモールグラフィックス賞、パッケージ賞
【CM3部門】TVCM賞、RDCM賞、WEB MOVIE賞
【コピー1部門】コピー部門賞(デザイン&CM部門すべての中から)


と、いろいろと新しくなった第13回ocy賞!2回に分けてレポしていこうと思います!

色々気になるところだと思いますが、まずvol.1は受賞作品の紹介です!
受賞作品

今回は各部門からたくさんの方が受賞されました!!!受賞されたみなさんおめでとうございます🤗

次回はvol.2 審査風景と座談会の様子へとつづく〜。

  


Posted by ocy(ブログ担当) at 13:58Comments(0) ocy賞

2019年07月22日

「クダフェッショナル 」〜全国と沖縄の結(ゆい)になる〜Vo3

はいさい!めがねでくるくるパーマといえば?
そう!CMディレクター歴20年、増えた体重も20キロ!
毎年1キロ日々成長、伸びしろいっぱいの福永です!
写真は最近の僕の後ろ姿。












昨年空前の大ヒットを生み出した
映画「ボヘミアンラプソディー」
そんな僕そっくりの
後ろ姿を発見しました。










俺、今フレディーと完全に目が合ってる!
(正確にいうとフレディー役の人と)




実は先日突然のメールにて、
ocyクダ会長より連絡があり、


「クダ、会社辞めます!」の報告!!
ヒョエーーー!!

「クダ、会社やめるってよ」
業界をザワザワさせたビッグニュース!!
と思いきや次は、

「クダ、会社つくるってよ!」
ドヒャーーー!!
のまたまたビッグニュース!!

そんなクダ代表の会社がこちら

GYOKU(読み:ギョク)
https://gyoku.jp





先日そんなクダ代表のオープンパーティーに
参加してきました。

お祝いのお花はGYOKUの近未来ロゴをイメージしてみました。












オープンパーティーの様子がものすごくわかりやすい
記事を発見!是非一読!
https://www.jobantenna.jp/picks/report010/

するとオープンパーティーにはなんと、
あの「PARTY」から伊藤直樹さんと中村洋基さんも
ゲストトークに参戦!
え?え?これってもしかして
「パーティー」「PARTY」かけてる???











PARTY
https://prty.jp/about

クダ代表、粋なダジャレかましとるーー!と思った矢先、
え?え?PARTYがこのGYOKUに共同出資!?
え?からんでるの!?
という訳で、
だじゃれでもなく、
ギャグでもなく、
GYOKUでした!
(よし、すべってない、俺はすべってない。)

ここ沖縄本島最南端の糸満市から
目指せ上場!
目指せ世界へ!
本土からいっぱいのお仕事待ってます!とのことで
クダのチャレンジは、まだはじまったばかりだ。

そんなGYOKUに関する記事がありましたので
是非こちらも一読を!
https://www.asahi.com/and_M/pressrelease/pre_3789763/



おわり。




あ、しまった。

クダ会長に忖度してGYOKU設立のレポートに走ってしまった!
この記事アップのおかげできっと僕にも何件か仕事をふってくれると
信じて・・・きっと、きっと・・・クダ会長ならきっと!

はい、僕の使命は昨年のTCC授賞式のレポートでした。
気を取り直して再開!

今回で3回目のブログ(前2回もocyブログをチェックよろしく!)
「クダフェッショナル」









年号も新しく変わったし、
そろそろ前置きはいいから授賞式の様子も書いてくれという
心温かなご意見をたくさん頂いたので、
今回はいよいよTCC授賞式の様子をお届けしたいと思います。

2018年10月26日18:00 TCC授賞式スタート。









司会者のはじまりの挨拶とともにウチナータイムで会場入りした
にも関わらずクダは前から3列目を陣取り席に着いた。









今年は間違っても、名前を呼ばれて壇上に上がる予定はないが
いつかTCC新人賞をとった時のリハーサルのつもりでと、
クダは一人、子供のように目を輝かせていた。

SE:ポーン










S:常にピュアであれ



派手な音楽とともに授賞式はスタート。
会場を見渡すと日本の広告界のスターがズラリ顔を揃える。











ちなみに沖縄のスターといえばこの人。



旧正月の元旦に生まれたことでつけれられた愛称「元ちゃん」で
親しまれる前川守賢さん!
そんな元ちゃん出演のCMがこちら!
https://www.youtube.com/watch?v=CXwuiD5opNc



佐々木さん!山崎さん!元気ですか?元気ですか?
多田さん!麻生さん!元気ですか?元気ですか?
福里さん!権八さん!元気ですか?元気ですか?











常連のスターたちが次々と元気な顔で壇上に上がる。
みんな腰が低く、好感度が高い。
さすが広告界のスターだ。

下記が2018年度のTCC賞作品一覧

https://www.tcc.gr.jp/2018年度-tcc賞/









授賞式で気になったのは新人賞もさることながら
審査委員長賞をゲットしたのが福岡と北海道。
たくさんの新人賞の中から東京ではなく北と南の
ローカルが受賞したことに我々は驚かされた。
その受賞者は授賞式の前に行われてた全国CCの会で
僕の隣に座っていた
SCC(札幌コピーライターズクラブ)の鈴木拓麿さん。




そんな鈴木さんのコピーがこちら。














北海道のお土産といえば、そう「白い恋人」。
シンプルながら素敵なコピーで見事W受賞。



それを見ていたクダも思わずこうもらした。
「沖縄もとりたいな〜・・・。」

いや、
「とれるはず!」

SE:ポーン











S:常にポジティブであれ


もはや飽和状態の中央の作品よりも、
地方の方が魅力あるかも!
そう思わせる今回のTCC賞。
最前列でこの様子を見ながら、これは沖縄から
ワンチャンどころかツーチャン、スリーチャン!
マギーチャン!











沖縄にもチャンスあり。
どこか変な自信が、クダには湧いていた。



そしていよいよ、
2018年TCC賞グランプリの発表が・・・
SE:(ドラムロール)



2018年TCC賞グランプリは、
UHA味覚糖のさけるグミ
「ちーちゃん長いのが好きなんだね」

LONG LOGN MANのweb広告11本!





LONG LONGMANだけにその映像時間も長いけど面白い。
シリーズにともなって次第に場内の笑いの数が増幅していく。
そしてラストにはとんでもないオチ。
そんなCMの全貌はこちら!
https://www.youtube.com/watch?v=6-1Ue0FFrHY

受賞を受けたUHA味覚糖の社長様のご挨拶より(一部抜粋)









社長:僕がOKだしてもあまりにも粘るので、
   正直うんざりした!


その一言で会場の爆笑を誘う。


それを受けてグランプリを受賞した、
コピーライターの井村さん(博報堂)の
社長うんざりエピソードが面白かった。










井村氏:
もうすぐ49歳になるのを目前に
40代を振り返るとプレゼンしかしてない・・・
この先10年経ってもこのままこうやって
プレゼンばっかりして、
定年しちゃうのかなあと思っていたんですよ。

この日もいつもと同じように僕がプレゼン
するとしゃべり終わった途端、
しばらくいやーな沈黙が続いたんです。

珍しく質問してこないので僕の方から
恐る恐る社長に「いかがですか?」って
聞いたんですよ。
その時の社長の言葉がすごく印象的だった。


社長:「いや〜うれしいですよ!」
とおっしゃったんです。


プレゼンで「いいですね」とか
「面白いですね」はあるんですけど
「うれしい!」なんて言われたことなかったので
なんかグッときちゃった。


最近、年をとって世の中が変わっていく中で
僕の培ってきたコピーのスキルって広告業界や
会社の組織の中ではもはや意味ないものなの
かなあと思っていた。

年をとったせいもあるのが、あるタイミングで、
いつもとちょっと違う言葉をいわれるだけで、
それで俄然やる気がでちゃった!
CMを制作するにあたってもオールスタッフで説明する時に
社長の「うれしい!」の話をすると、
スタッフもみんな表情がコロっと変わって、
社長に「うれしい!」っていわれたからには
がっかりさせるわけにはいかないなあと、スタッフみんなで
がんばって粘ってつくったものが、この形になったんです。
——(以降話がLONG LONGMANだったので割愛)



誰かの一言で、こんなにも制作者の意欲を
燃やせるもんなんだなあ。
言葉って大事だな〜。
コピーって大事だなあ〜。
そう痛感させられるグランプリだった。


グランプリの表彰が終わり、
2018年のTCC授賞式は幕を閉じた。

と、思ったら、
なんとここからが我らがクダの真骨頂、

「おきなわにメンソーレ大作戦」が、はじまった。
あの広告業界のスターたちに早速突撃開始。
クダ会長のスーパーコミニュケーション術は次回へ。










次回クダフェッショナルTCC年鑑発刊記念パーティー篇へ
つづく。  


Posted by ocy(ブログ担当) at 02:23Comments(0)アワードaward