こんにちわ。新垣です!
人生初のTCC賞授賞式!
とはいっても受賞したわけではなく、TCC会員でもないのですが、
ocyへの招待で行ってきました。
季節は肌寒い10月。
かりゆしウェアを着て会場へ向かいました。
授賞式なので、スーツやジャケットなどのフォーマルな格好の方
が多い中、まわりを見渡してもかりゆしウェアはもちろん1人だけ!
でも沖縄ではかりゆしウェアは正装でもある!と寒さを感じさせぬ
よう、やせ我慢しながら胸をはっていました。
授賞式は、金のシャンデリアに屏風にと、とにかくキラキラしている
ホテルニューオータニの広間で行われました。受賞作が次々に発
表され、スクリーンに作品が映し出されていきます。
新人賞が10本。沖縄ではON AIRされていないCMや、見たことの
ないポスターなどが多かったのですが、目頭が熱くなるほど感動
的なテレビCMや、思わず声を出して笑ってしまうラジオCM、深く
考えさせられるポスターなど、すべて一度触れただけで記憶に残
る広告でした。クオリティー高いです。
受賞者が壇上に上がるのですが、最高新人賞を受賞された吉岡
丈晴氏のスピーチがとにかく熱かったです。ロックスターのような
かっこよさ!
TCC賞も10本。TVCM、ポスター、雑誌広告、そして店頭POPや
WebMovieなど媒体は様々ですが、すべてコピーが強い!というか広告
として強いものばかり。圧倒的なクオリティーや、深く納得させられるコピー、
ユニークな視線への驚きなどなど、広告ってコンテンツとしても凄く面白
いと感じました。
受賞者が壇上にあがると、広告年鑑や広告系の雑誌などで見たこと
のある有名クリエイター大集合という感じで圧巻でした。
そして審査委員長である佐々木宏氏のスピーチは、明快で面白くて
力強くて素晴らしかったです。
2013年、コピーの殿堂入りそしたのは眞木準さん。
眞木準さんといえば、ocyの名付け親であり沖縄のクリエイターズクラブ
結成をきっかけづけてくれた方。ocy会員として、眞木さんの殿堂入りを
見ることができ、感慨深いものがありました。眞木さん、ありがとうございます。
授賞式の後は懇親会。立食パーティーなのですが、食事が豪華!
特に寿司が凄く美味しかったです。
ここでocyの紹介と広報活動を行うべく、いろいろな方々へ声をかけて
いくのですが、僕は口下手なので、なにか話だしのきっかけが欲しい。
そこで準備したのは「ちんすこう」。名刺交換の際、名刺と一緒にちんす
こうを添えて渡すことで、なんとかツカミをつくりることができ、お話を聞
かせていただいたり、一緒に写真撮影をしていただきました。
さらに懇親会の後は、TCCのクラブハウスでの飲みに参加させていただ
きました。そこには、著名なコピーライターの方々、そして新人賞を受賞
された方々が!そこに混ざって沖縄から来ただけのocyの僕と波平。
そこでしか聞けない貴重な話をいろいろと聞くことができました。
新人賞は10名とかなりの狭き門なのですが、その中には関西、名古屋、
北海道など地方で活動されている方が4名も!
「沖縄からTCC新人賞に応募したら?」と様々な人に言われました。
沖縄で広告の仕事にたずさわっていると、広告年鑑などで様々な仕事に触れ、
刺激を受けたり勉強をすると思うのですが、ともすると東京の広告は遠い世界
の話で現場の自分達の働く現場や仕事とは距離があるように感じてしまうこと
もあるかと思います。今回TCC授賞式に参加させていただいて感じたことは、
当たり前なのですが広告をつくっているのは人だということ。同じ人間がつくる
ものなのだから、沖縄からだって、もっともっといい広告をつくっていけるはず!
ocy会員みんなでガンガンやっていきましょう〜!